こんにちは、女子医学生のみなとです。
女性医師は結婚に恵まれないとよく言われます。
はたして本当なのか!???
知り合いの女性医師(K先生)に聞いた話と、実際のデータから、女性医師の結婚事情を検証します。
<こんな方に役に立つ記事です!>
- 医学科女子
結婚の継続は女医全体の1/3(真実らしい)

医学部の女子学生なら、一度は聞いたことがあるでしょう。
「女医の2/3が結婚出来て、その半分が離婚する。」
つまり、結婚して且つ離婚せずにやっていける女医は全体の1/3ということです。
初めてこの数字を聞いたときは、まさかそんな少ないわけがないだろうと鼻で笑ったものですが、K先生曰くよく現状を表している数字のようです。
K先生の周りの女性医師を見ていると、きれいに1/3の法則に従っているのだそう…
実際調べてみたところ、女性医師の生涯未婚率は36%でした。

むしろ1/3より多くない?(´;ω;`)
因みに、日本人女性の生涯未婚率は15%弱ですから、女性医師はその倍以上結婚できないということになります。
一方で日本人男性の生涯未婚率は約23%、男性医師の生涯未婚率はたったの3%!!!
うらやましい!!!
女性医師と違って男性医師はほとんどの人が一度は結婚を経験することが分かります。

精鋭はさらに一握り
さらに一握りになるのが、結婚した後もフルタイムで医師を続けている女性医師です。
結婚、妊娠出産、子育て…と様々なライフイベントを実行していく中で、パートに働き方を変えたり、医師をやめてしまう女性が多いそうです。
同期女子は「せっかく6年間こんなに苦しい思いをして勉強を頑張っているのだから、医師としてバリバリ働きたい。」と言っている人がほとんどですが、現状は厳しそうです。
将来的に働き方や風潮が変わっていくことを期待するしかありません。
医者同士の夫婦について

大丈夫!!!うまくいかないから!!!

先生…、未来ある(?)医学生に対して夢のない発言を…残酷だ

医者は忙しい…それでも楽しいんだよね!!!仕事していると楽しくて帰りたくなくなっちゃう。
てっきり、「忙しくて家庭のことまで手が回らない」とか「生活がすれ違ってしまうから」が理由だと思っていたので意外な回答でした。
(もちろんあくまで一例です。)
しかし、女医の2組に1組という離婚率を考慮すると、なにもうまくいかないのは医師同士の夫婦に限ったことではないのかもしれませんね。
(現在日本では3組に1組が離婚すると言われています。)

K先生自身は医師と結婚していて、かつ夫婦仲もとても良好の様でしたので、人それぞれと言ってしまえばそれまでなのですが…
リアルな話、パートナーの親の考えは重要
K先生のお話の中で、1番リアルに感じたのは、結婚後も仕事を続けられるかどうかはパートナーの親の考え方も関係しているということでした。
例として挙げるなら、義母が「子供は保育園ではなく、絶対に幼稚園に通わせるべき。」と考えている場合。
夫婦間で保育園に預けることに決めていたとしても、義母が「保育園ではなく幼稚園で」「そもそも子育ては母親の手で」と考えていると、フルタイムで働くことが難しくなる、なんてことも…

二人の時は、あまり考えなくてもいいけど、結婚ともなると話は変わってくるからね。
かといって付き合っているときに『あなたは幼稚園に通ってましたか。』とか『あなたのお母さんは絶対に保育園はダメとかいう考えを持っていますか。』なんて聞かないよねえ。
最後に
医学部の女友達と話していると、結婚が話題になることはよくあります。
1/3の法則は有名なので、自分の将来を考えたときに(非医学部の女子学生と比べて)結婚を意識してしまうからでしょうか。
1/3という狭き門を考慮すると、将来設計の難しさを実感します。
最後に、おススメのコミックエッセイを紹介します。
女性医師の結婚だけにフォーカスをあてたコミックエッセイではありませんが、女性が医師として働く楽しさ、大変さ、他にも色々描かれていています。
少しだけ女医の世界を覗いてみませんか?↓↓↓
アメブロ「医療」ランキング第1位だったオタクな女性外科医・さーたりさんのコミックエッセイです。↓↓
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